ご挨拶

会社の目的は何かと考えると、経済学では「利益の最大化」と言われているし、ドラッカーの定義だと、「社会や顧客が認める独自価値を創造する」ことだとなっています。
また、会社が長い期間存続し、発展するには、独自価値を連続的に、継続的に創造し続ける必要があります。つまり、会社が老いないで、生き続ける必要があります。

なぜ老いるのかと考えると、マンネリ化や普通の会社にしたくて本来必要でない部署を設置、管理部門を重要視しすぎて、創造部門が輝きを失うからだと思います。

では、生き続けるには、会社の本質を見失わないことだと思います。挑戦し、やってみて、創造していく勇気とリスクが必要です。そして、必要でないもの(活力がないもの・価値のないもの)は、捨てる勇気が必要だと思います。

当社では、社長の方針で「会社の継続」を示しています。だから、生き続けるために挑戦と創造を常に実践しています。
実践するためのエネルギーは、社員が仕事を通じてやりがいを感じ、人として成長し、活性化していること、同じ目的を共有し協働していることから生まれています。
その為に、「社是」「社訓」「社長の方針」「URSスタイル」「安全の誓い」を日々実践、継続しています。社員が考え、計画し、実行するスタイル。社員が経営するスタイル。独自価値を社員独自が創造し続けることで、会社が生き続けることができると、固く信じています。

具体的には、まず「社是」ですが、物流社会への貢献です。JPRさんへの協力度は一番で当たり前です。さらに創意工夫して一緒に提案して明るく輝く職場にします。

「社訓」は、知の交流と技術の連鎖です。皆が助け合って成長し、安全で創意工夫がしやすい職場に磨きをかけます。
「社長の方針」は、会社の利益より、従業員の教育と成長、会社の継続を優先することです。私は守り続けていきます。
「URSスタイル」は、会社として当たり前のことですが、皆さんの幸せと社会貢献です。

現在、CSV経営に取り組んでいます。当社の仕事は社会インフラであり社員はエッセンシャルワーカーです。URSCSVパーパスを決定し、ディーセントワークとSDGsを連動させて、URSスタイルをより強く推進していきます。そして社員の皆さんの成長や幸せを一番に経営していきます。

以上が新社長の方針です。
この方針に対して、勇往邁進していきますので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

宇部流通サービス 株式会社
代表取締役 加藤妙子